緊急事態全国で解除、2日経過しました。皆さん、如何お過ごしですか?
前回から、ブログ再開しております。お読みいただきましてありがとうございます。このまま、「ライフプロデュース」研究会メンバーの近況を順次、お伝えしていきます。今回は、ブログアップ再開第2弾−!寺倉さん(仮名:50代女性 不動産会社経営)から報告いただきました。今回と次回、二回に亘り、ご紹介する「ライフプロデュース」研究会メンバーは、この自粛期間に複数回、LINE会話 、LINE電話で近況を伝え合い、情報交換しながら会話が弾みました!
>どんな災害があっても、日常は続き 生きて行くんですね。あんまりポジティブにもネガティブにも振れないでいきたいと思っています。
<そうですね。ニュートラルゾーンを大切にして行きましょう。やるべきことを淡々と。
>目の前にあることを一つ一つ丁寧に確実に積み上げていくしかないですね。
<この災害と犠牲を経て、また、新たな変化が沢山生まれると思う。人との関係性、生活様式、社会の仕組み、ITの変化などなど。
>それにしても、お互い、この期間に民間資格に一つ挑んだのは正解でしたね。久しぶりに集中力が研ぎ澄まされたし、自粛生活にメリハリができ、目標もできたし。そして何よりも自分が現在取り組んでいるプロジェクトや活動に直結する民間資格だしね。「学び」と「現場」を行きつ戻りつする学び方は、本当に有効だと改めて実感しています。
<いくつになっても頑張っていただいたお免状はうれしいもんですね。
などなどと、3人でLINEでのやりとりが続きました。
この3人に共通点は、「M族」であることでしょうか。「群(M)れない」のM、「安易な道」と「茨(険しい)の道」が二手に分かれたら、迷わず「茨(険しい)の道)」を選んでしまう自虐的なタイプ(笑)と自己分析し、命名したトリオ名。
それでは、都内文京区本郷で、不動産業を営んでおられる、寺倉さん(仮名:50代女性)の近況報告は↓からご覧いただけます。
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地方プロジェクトと私の自粛生活
初めに簡単に自己紹介をさせて頂きます。私は不動産管理業をベースに建物に関する(クリーニング・インテリア・リフォーム等)会社を経営しております。今回の新型コロナ ウィルスの影響は建築・不動産業界には6月以降に確実に出てくることは覚悟しています。
現在私は新潟県直江津市の商業施設リニューアル・活性化プロジェクトに1年以上携わっており、今回の新型コロナウィルスの影響は集客・売り上げにともに大きなダメージを例外なく受けました。自粛が解除された後 今まで以上に活性化に向け商業施設の変革が求められていくでしょう。しかし、東京で自粛を余儀なくされた私と現場との温度差はどうしても埋められないという焦りが頂点に達したというのが私の自粛生活でした。今回 リモートワーク導入が本格化した東京と比べ 残念ながら地方での導入にはまだ時間を要するように感じます。危機感共有に時間差が出たり、そもそも共有できなかったのではないかということです。焦りと不安と向かい会った自粛生活であったことは間違いないと思います。
では、自粛生活を振り返ってこの間の気持ちの変化を述べさせて頂き 次にこの自粛を通して気づいたことを綴らせて頂きます。気の小さい私は 政府から強制的ではないにしても あのように大々的に【自粛】を要求されると 納得率(4月7日の時点では)60%ほどであったが 大人しく【自粛】生活に入りました。最初の2週間は 急に与えられた休暇のようにちょっと浮かれていたような気がします。そこで 今まで時間がないと言い訳にして後回しにしてきたことをリストアップしてやっているうちにあっという間に時間が過ぎました。
次の2週間は アフターコロナの時代をどう生き抜くかなどというYou tube動画を見ているうちに 焦りと不安が募り 仕事に役立つ通信教育(ショッピングセンター管理士)を一心不乱に勉強に取り組みました。勉強で不安を払拭しようと必死だったのだと思います。何か他のことに夢中になっていると不安を消し去ることができると言われているが本当にその通りだと感じた。「迷ったら初心に戻れ」である。
講座名:ショッピングセンター管理運営講座終了

直江津ショッピングセンター【エルマール】
HP ホームペジ
次の2週間もちゃんと【自粛】はしていたが そもそも【自粛】って何か問題を起こした人が罰としてうけることじゃないの?と考えるようになった。お恥ずかしながら 私の長男が高校時代 問題を起こして【謹慎】【自粛】という言葉が飛び交っており、かなりこの【自粛】という言葉に暗いイメージがあるからである。人類が経済を追い求め 自然を破壊してきたつけだとか・・・。それって私も負うべき罪ですか?などと考えるようになりメンタルが不安定になってくのを感じた。小さいながらも会社経営をしている身としては リーマンショックの10倍・100倍の不況が来るとか聞くだけで呼吸が浅くなってしまう日々が続いた。どうなるわけではないが 先が見えない 自分ではなにもできないことに対する不安・苛立ちと共存した日々であったと思う。【自粛】はどうしても自分と向き合わざるを得ない時の流れであった。
そんなこんなでゴールデンウィークも終わり、メンタルも落ち着いてきた今日この頃ではあるが、この間に気づいたことを書き綴り終わりたいと思う。
1.当たり前のことなど 何一つなかったのだ
2.不安な時に家族がいてくれることの有難さ
3.人生の価値感を共有できる友は宝であり支えになってくれる
4.仕事が大変だなどと思っていた傲慢な考えに【喝】
5.歩かないと本当に脚が弱りメンタルまで弱る
6.日常に瞑想の時間を取り入れると過剰反応しなくなっていい
7.不要なものはすっぱり捨ててすっきりと生きてみよう
8.物事をどう捉えるかで 見えてくる景色が全く違ってくる
最後にちょっと格好をつけて一言述べさせて頂くとすれば
【どんな経験も人を育ててくれる。だから今回もしなやかにこの困難を乗り越えてみせよう。この時代に立ち会った人間として】
以 上