2020年06月24日

市民大学の講座企画&コーディネーター, 文太(70代前半)さんの近況報告

「ライフプロデュース」研究会メンバーの紹介6人目、団塊世代2人目の紹介は、元商社マン、現、首都圏内の市民大学の講座企画およびコーディネーター他、複数の拠点で活躍されている文太さんです。

リタイア後、地域コミュニティの中で、今までの経験やキャリアをひとまずリセットして「ただの人」になることはとても難しく、特に現役時代、企業や組織の要職であった人の場合はなおさらです。英語で「learn」は学ぶこと、もう一つ、「unlearn」というのがあって、「unlearn」は今まで身に付けてきたことを一回外して新たなことを学ぶような意味があります。その「learn」&「unlearn」の二つを意識し両者を上手に機能させると、リタイア後、向学心を保ちつつ、新たな人間関係や地域社会で、自己更新を続けることができるのではないでしょうか。

今回ご紹介する文太さんは定年後、正に「learn」&「unlearn」の二つを見事に融和させて、複数のコミュニティ活動のハブ的存在として精力的に活動されておられます。以下、文太さんの近況とイギリスU3Aについてのレポートです。

☆*⁎*⁎*⁎☆*⁎*⁎*⁎☆*⁎*⁎*⁎☆*⁎*⁎*⁎☆ ☆*⁎*⁎*⁎☆*⁎*⁎*⁎☆*⁎*⁎*⁎☆*⁎*⁎*⁎☆

ご無沙汰しています、文太です。新型コロナ感染の緊急事態宣言が解除され1ヶ月以上経過し、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、一方東京都では6月20時点でも40人近くの感染者が出るなどまだまだ緊張を余儀なくされる日々が続いています。
私は退職して7年経ち現役時代とは全く違ったフイルードで活動に取組んでいます。具体的には外国人への日本語学習支援、市民大学の講座企画およびコーディネート、2ヶ月に1回の読書会の主宰、市民大学修了者を中心とした研究会の主宰、神奈川県内のシニアを中心とした一般社団法人での仕事や健康維持のための週2,3回のテニスおよび趣味のサックス演奏などを行っていますが、いずれも活動は自粛の状態で打合わせや会議等は専らWebで行っています。6月に入りテニス倶楽部は再開となったものの日本語教室は8月までクローズ、また年末に予定していたミューザ川崎シンフォニーホールでのアンサンブル演奏会も中止になるなど今までの生活リズムや予定していた計画が大きく変わりました。この間は外出自粛の要請もあり、大半を自宅で過ごす時間が増え普段はあまり出来なかった家の周りの手入れや本などの整理を行うなどと共に、昔読んだ本の中から何か今の時代に求められ通ずるところのある行雲流水の生き方をした鴨長明の「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で始まる「方丈記」を再度読み返えしたり、最近話題になっているマルクス・ガブリエルの「新実存主義」「欲望の時代を哲学する」の読書(精神の存在や心)に時間を費やしたりしていましたが、数年前から関心を持ち市民大学の講座企画を始めるキッカケにもなったピーター・ラスレットらによるイギリスの高齢者の学びの原点になっているU3A(University of the Third Age)について、どうして40万人を超えるこれだけ多くの高齢者に共感・支持され受け入れられ拡大し続けるのかも大変興味がありこの際その要因などをもっと調べてみたいと思いHPなどで検索したりしていました。また、前述したサックス演奏ですが、私が音楽に関心を持ち始めたのが大学の頃でFM放送から流れてくる音楽を毎日のように聴いていました。私がサックスを始めたキッカケは社会人となり友人とジャズライブのセッションを聴きに行った時にプロのサックス奏者からどうですかやってみませんか、教えてあげるからと言われて、学生時代に他の楽器を少しやっていたこともあり、この機会を逃したらたぶんこれからも無いだろうと考え個人レッスンを始めたのがそもそもの始まりででした。今でも月に2回ほどレッスンを受け年末の演奏会に向けて練習に励んでいましたが、残念ながら中止となってしまった。何でも同じだと思いますが、ある程度のレベルには到達できても、そこから上のレベルは才能に加えて人並み以上の努力、練習のように思う。いうまでもなく音楽的なセンスも求められこれはなかなか難しく奥も深く、特にジャズは私にとってはかなりハードルが高い存在となっている。練習は音が大きいため自宅ではできず、専ら近くのカラオケルームで行っていたが、それも新型コロナのために使えず、音は出さずにリズムに合わせて運指の練習などをしているが、どうも音が出せないのでしっくりとこない。現在、練習しているのはジャズ愛好家だけでなく誰でも知っているポールデェスモンドの5/4拍子のTake Fiveやスタンダード曲に取り組んでいるが、セッションできるレベルにはまだまだである。
最近は中高年が集まるイベントや友人、知人のホームパーティなどから声がかかったりした、時には映画音楽や演歌なども演奏したりしていましたが、ここ数ヶ月はこれも自粛状態、音楽は私にとって生活に適度な刺激と心の豊かさと潤いを与えてくれるそんな存在である。一方で関心のある1つであるU3Aからは多くのこと、たとえば「教える者も学び、学ぶ者もまた教える」および「YOU ARE NOT ALONE」思想と「誰でも気兼ねなく相談できるDROPIN」のサポートシステム、また、100以上も有る豊富なSubjectsと全国何処にいても等しく学べるITを利用した仕組み、それらを支えるグループ・コーディネーターの存在と役割などハード面とソフト面の融合と充実、並びにイギリスの長い歴史と文化の中から生まれたボランタリー精神などを知ることができた。日本には日本にあった独自の方法はあるとは思いますが、このような何処にいても自分が関心のあるSubjectsを学び、そして教え、共に繋がりを持ちながら成長し、再度社会を支え合えるような高齢者大学や市民大学などの全国組織のネットワーク化と仕組の構築と併せて意識の改革、行動の変容により、また違った景色が見えてくるかもしれないとアフターコロナを見据えて想う今日この頃です。

✻*˸*˸*⋆。˖✻*˸*˸*⋆。編集後記 ✻*˸*˸*⋆。˖✻*˸*˸*⋆。˖ 
by Hana

文太さんを見ていると映画「終わった人」(原作:内館牧子)にあるような、定年後のエリートの悲哀は全く感じられません。
文太さんは「現役時代は組織をベースにした縦の関係で成り立っているが、定年後はフラットで上下関係のない平等なところからスタートする。特に男性の場合、定年を境として急に地域の活動や社会貢献活動をしようと思ったとしても、自分の中での現役時代のキャリアや価値観とのギャップやギアの切り替えが判らないなどの理由からか、unlearn、つまり身に着けているものを外していくことがなかなか出来ないでいる人の方がまだまだ多いのが実情なんだよね。」と同世代,企業人管理職だった方々の定年後の特徴をシビアに分析しておられます。
気がつくと、さまざまなコミュニティのプラットフォームで、なくてはならない存在になっている文太さん、いくつになってもこの謙虚さとしなやかさが、周りに安心感を与えるのかもしれませんね。
文太さんは、趣味でサックスの演奏もされます。今回、この編集をしながら、文太さんの演奏するサックスの素朴で優しい音色が蘇ってきました。

〜  to be continued〜


posted by ライフプロデュース研事務担当 at 06:22| Comment(0) | ブログ

2020年06月13日

コロナ禍での近況報告 陽介さん(古希 70歳)

おはようございます。しとしとと梅雨の季節、皆さん如何お過ごしですか。

「ライフプロデュース」研究会のメンバー紹介、靭さん、寺倉さん、鳥沢さん、Mayumiさんと続きました。今回から3回連続して「団塊の世代」のメンバーをご紹介していきたいと思います。トップバッターは、「ライフプロデュース」研究会、創設メンバーの一人、陽介さん(仮名)。陽介さんは、高校家庭科が男女共修になった1994年、40代で女子大に通い、高校の化学教師(18年間)から、家庭科教師にシフトチェンジした経歴の持ち主で、地元、飯能市男女共同参画審議会の会長でもあります。
陽介さん執筆の著書、『僕が家庭科教師になったわけ つまるところの生きる力』(小平陽一、2016、太郎次郎社エディタス)もご紹介させていただきます。
http://www.tarojiro.co.jp/product/5473/

゚*❋⁎❈*゚*❋⁎❈*゚*❋⁎❈*゚*❋⁎❈*゚*❋⁎❈*゚゚*❋⁎❈*゚*❋⁎❈*゚*❋⁎❈*゚*❋⁎❈*゚*❋⁎
みなさん、こんにちは。それぞれのコロナ自粛生活、いかがお過ごしでしょうか?
元高校教師(化学のち家庭科)の陽介です。今年、古希を迎えました。このコロナ自粛により、さまざまな研究会・イベント等が中止で、畑仕事以外は、ほぼほぼ自宅引きこもりの主夫生活が続いています。連れ合いは現役フルタイムですが、コロナにより自宅待機が続き、朝食を食べるとお昼何にする? お昼を食べると夕食何にする? と食べる話ばかり。いままでの平穏な自分の生活時間のペースが乱されて、さざ波立ち、もうじき来る彼女の定年が恐ろしく感じられるこの頃です。
さて、このところメインとなった畑仕事、埼玉県西部の首都圏近郊の地で300坪の畑を借りて無農薬野菜を作っています。採れた野菜は、都内のこども食堂に無償で送るという活動をしています。とは言え寄る年波には勝てず、このところ、畑仕事がしんどくなって、もう限界か? と思っていた2年前、思わぬところから助っ人が現れて「蚊とんぼファーム」というチームが立ち上がりました。
彼らはアラ還の元教え子たち(もう40年以上も昔)。しばらくして、アラフィフの数人(これも元教え子「ジュニア蚊とんぼ」)が参入し、さらに輪が広がって、70代を中心とした「シニア蚊とんぼ」(昨年、市民大学で教えた生徒さんの方々)も加わってくれるようになりました。と、面白い展開になってきたのですが。
 このコロナ禍で活動は自粛に追い込まれ、子ども食堂も休業状態となり、しかし、畑の野菜たちは待ってはくれず、草取り、耕し、作付け、収穫などの畑作業に一人追われているところです。不定期に、飛び込みで「野菜を送って」の依頼が施設や子ども食堂からあったりして、食堂はクローズだけれど、配れる野菜があったら欲しいと。このコロナで、学校給食が止まり、食に窮する家庭があるとのこと。ホントにひどいところはひどくて、格差が広がっている様子がひしひしと伝わってきます。
 3月から5月にかけて、菜の花、ノラボウ、ホウレンソウ、絹サヤ、スナップエンドウ、イチゴ、サンチェ、サニーレタス、ブロッコリーと、採れる野菜は移り行く季節に寄り沿って、ことに露地の野菜は時の刻みに忠実に実ってゆきます。今採れているのは、ズッキーニと大根。たくさん採れたので、近くでようやく再開した手作りマルシェに持って行き、すぐさま完売となりました。このマルシェ、超高齢化が進んでいる団地の一角の、シャッターばかりが下りているショッピングセンター広場で月2回行われています。買い物客はこの団地に住むお年寄りたち。一人暮らしも多くいる中で、家に引きこもっていた人も恐る恐る外に出て、久々の活気に喜んでいます。新鮮で安全な野菜を安く彼らに提供し、売り上げはこども食堂への送料に当てて、私も手塩にかけた野菜が売れて幸せ感をいただき、これぞ三方よし、かな!
 普段の汗だくの労働が報われる瞬間は、毎日の採りたて野菜に囲まれた食卓。幸せを噛みしめています。摘みたての露地のイチゴの味は格別で、甘酸っぱさの濃〜いのなんのって(^^♪ スナップエンドウの茹で上げの鮮やかなグリーン、口の中で汁がじゅわーっと、自然のやさしい甘味が広がります。
 しかし、この穏やかな生活が乱される事態に巻き込まれたのです。コロナが騒がれ出した2月末、ある私立高校から非常勤講師の依頼が舞い込んだのです。正直迷いました。求められるうちが花、しかしこの歳で、今どきの高校生に伝わるものかと? で、出した結論はムリー、と丁重にお断りして一件落着。変な色気を抑えて我ながら冷静な判断だった! と一人悦にいっていたのです。が、数日後、そこの教頭先生から電話があり、「自宅にお伺いして短時間でも是非に話を聞いてほしい、ついては都合のいい日時を…」と。「えーっ! なんでー? 自宅に来られてもなー」。ということでこちらから学校に伺うことに。案の定、「あなたの本を読みました。うちの学校の教育方針に合っているので、断られるのは重々承知の上でもう一度考え直してもらえないだろうか? 本にも、あなたは頼まれると断れない性質だと書いてありましたし(そこっ?)…。非常勤の定年は70ですが、そこは特別枠で…」。で、落ちました。
 この学校、家からも近く、自然豊かな立地にあり、娘も通ったところでもあり、自由の森学園という、点数主義による競争原理を排し、自主・自立・自由を掲げたユニークな教育をやっている所。教える教科は「人間生活科」。家庭科をこう読み替えて、略して「人生科」。“言い得て妙”じゃないですか。前から注目していた学校ではあったのですが、なかなか面白そうでしょ。
 さあ、ここで何を教えるか? ほぼほぼ消えて灰になりかけていたかすかな残り火を掘り起こし、「boys, be ambitious like this old man」(本当は、こうだったとか?)と、見え張って言ってみようかと思うのです。人に言えるほどの大志はかけらもありませんが、強いて言えば、かすかな希望くらいなものですかね。
 昨年から始めた市民大学の講座では、シニアの生き方(シニアの家庭科)を柱に、テーマは「今をどう生きる」で構成しようかと思っていました。高校生にも同じテーマで授業を組もうかと構想を練っているところです。この比較は、面白くなりそうではありませんか。高校生とシニア世代でも共通点がありそうな気がします。
 ところがこのコロナ騒動。引き続き今年度も予定していた市民大学は中止となり、高校も休校状態。やれ、リモート会議だ、ズーム授業だ、課題学習だ、分散登校だのと、新しい学習環境に振り回されて、身に着けるべきスキルも増えて、老化した脳みそは適応障害を起こします。しかし、このコロナにより、働き方、生活、教育は大きく変化していくことは必定、「Life Shift」に柔軟に向き合わっていかなければならないかと思います。
 ようやく、今度の月曜日(6/15)から分散登校で、半数ずつの生徒と対面して授業が開始されます。久々に味わう緊張感。コロナでヒッキー生活に鈍った心身が復帰できるのか? どんな展開が待っているやら、乞うご期待を!

僕が家庭科の教師になったわけ つまるところの「生きる力」.jpg


✻*˸*˸*⋆。˖✻*˸*˸*⋆。編集後記 ✻*˸*˸*⋆。˖✻*˸*˸*⋆。˖✻*˸*˸*⋆。 BY Hana
穏やかな風情で、人生の寄り道も沢山しながら、飄々とわが道を拓いてきた、古稀70歳の陽介さんー。団塊の世代の中では異彩を放つ、<静かな異端児>であることは間違いないです。人生のチャレンジャーなのに、気負いがないその生き様から、後に続く世代が、生きていく上で、見過ごしてはいけないもの、身に付けた方が良いものを分かりやすく示してくれます。この<おぢさん>は、今、この時代に必要とされている<おぢさん>の一人だと思います。そぅ、本人に伝えたならば「いやーっ、そんなことないよー。」って目を細めながら、が、きっちり期待に応えてくれるのも陽介さんなんだよなぁ。。。僭越ながら言わせていただくと、陽介さんは正にこの時代、間違いなく「時代のニーズにマッチした<使えて、役立つ、おぢさん>」です!

〜  to be continued〜






posted by ライフプロデュース研事務担当 at 07:33| Comment(0) | ブログ

2020年06月04日

初夏に寄せて 編集者Mayumiさん(50代)

5/18の投稿からブログ再開し、「ライフプロデュース」研究会メンバーをご紹介しております。

今回ご紹介しますのは、編集者Mayumiさん(50代)です。Mayumiさんは「ライフプロデュース」研究会メンバー最年少、現役で活躍されている、プロフェッショナル編集者です。登場人物のアバター名(Avatar Names:キャラクター名)の考案者であり、このブログのこれまでのダイジェスト版もサクッ!と作成してくださった才女です。ライフプロデュース研究会メンバーは、昭和20年代から昭和30年代生まれ、60代以上が主流なので、50代のMayumiさんの眼差しが入ることで、ググっとトレンディな風を受けております。
Mayumiさん作成の【「ライフプロデュース」研究会ブログ ダイジェスト版】に関心のある方はこちらからご覧いただけます。

ライフプロデュース研究会記録_ダイジェスト版ー作成 By 編集者 Mayumi.docx


それでは、以下、 Mayumiさんの投稿をご紹介いたします。

******************************

ライフプロデュース研究会 〜2020初夏に寄せて〜

「あ、テレワークですね」昨今は、その一言でお互いが万事了解する世の中になりました。あちこちで湧いていた水が、どっと大海へ押し寄せたかのようにテレワークは広がりました。

私は10年前に東京から軽井沢へ移住したことがあります。「PCが普及したおかげでどこにいても書いたり電話したりのデスクワークは出来るし、東京へはすぐだから顔を合わせての打ち合わせもできるし。だったら、空気が良くてゆったりした場所で子育てしよう。冷しくて家賃もお得だし」と軽井沢に住み始めました。いわゆるテレワークです。自然な流れではあったのですが、「どうしてそんな遠くに住むのか」と尋ねる都会の方々に説明するのはなかなか難しかったです。当時、既に多くのデザイナーさん、作曲家や作家さん、翻訳などが、移住して何年もそうやってお仕事をされていたのですが、テレワークの全体像を説明するのはとても難しいものでした。

東京へ戻ってきて数年が過ぎたいま、テレワークの波が一気に押し寄せています。衛生面で必要な互いの距離確保という、全く新しい目的を掲げて。もはや「テレワークとは」と説明する必要はなく、感染症との関わりがなかったとしても自然な流れでテレワーク化は進んだはずと思う一方で、あまりに大きく世間が動いて「えっ、え〜、こんな急に・・」という戸惑いもあります。

そこで、なにか拠り所になるものはないかと思いを巡らせてみました。自宅や近隣を主拠点にした、暮らしと仕事が融合し合うような生活様式のお手本が。すると、ありました、ありました。江戸時代の町衆の方々です。実にさまざまな仕事があって、武士が傘直しの内職、道具を持って鍋修理へ、着物を縫ったり、文具や食器を作ったり売り歩いたり。江戸時代の町衆がどんな仕事でどんな暮らしで、という辺りはテーマを絞った書籍が結構出ています。下記に2冊ご紹介します。

■『江戸時代の暮らし方』(小沢詠美子、2013、実業之日本社)
https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-45445-0

■『江戸の仕事図鑑』(上巻)食と住まいの仕事(飯田泰子、2020、芙蓉書房出版)
http://www.fuyoshobo.co.jp/book/b492407.html


300年も前のお江戸に思いを馳せていると、テレワークという言葉に惑わされずにどっしり暮らしを真ん中に置いて、出来ることをその都度に継ぎ足してやっていけば良いのだと気が楽になってきます。時にはこうした本をめくって江戸時代の先輩方にヒントを貰いに行くのも楽しいものです。

江戸の仕事図鑑.jpg


Mayumi
posted by ライフプロデュース研事務担当 at 09:59| Comment(0) | ブログ