2018年06月24日

「ライフプロデュース」研究会!です。よろしくお願いいたします。

 6/22の夜、第3回「ライフプロデュース」研究会が開催された。その中で、今回、シニア社会学会のHPに新たに新設していただいた「ライフプロデュース」研究会のアイコンをどのように有効に活用していくか、活発な議論がなされた。先ず、このBlogの読者の皆様には、2018/3/3に駒澤大学で開催された、シニア社会学会第4回研究会合同イベント「長命時代― ”しなやかに生きる力”を考える」「ライフプロデュース」研究会発足記念シンポジウム 報告レポートをご覧いただき、当研究会の概要を知っていただきたい。
 
 尚、↓のシンポジウムの報告者は、当研究会座長の皆川靭一、小平陽一、森木まゆみ、中村昌子の計4名であるが、その後、月例勉強会を3回開催し、現在の研究会メンバーは、13名となった。
↓写真は、ライフプロデュース研究会コアメンバー & 日本記者クラブラウンジ
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月例会の様子
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 内(ライフステージの中で伴侶を失ったメンバー4名)、退職後、多世代協働の現役世代に交じった職場でスキルの入れ替えを実践中!のメンバー複数、後期高齢者(78歳)で博士論文に挑戦中!のメンバーなどなど、50代〜80代まで世代を横断しながら真摯な意見交換は格別である。和気藹々とした雰囲気の中で豊かな時を共有できるのも、皆川座長が会員であられる故に勉強会の場として設定できる内幸町の日本プレスセンタービル9Fの「日本記者クラブ」の重厚な佇まいのお陰であり、皆川座長には心よりお礼申し上げたい。
(以下、シニア社会学会第4回研究会合同イベント「長命時代― ”しなやかに生きる力” を考える」「ライフプロデュース」研究会発足記念シンポジウム 報告レポート 2018/03/03 駒澤大学)

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1.研究会設立の背景に「団塊の世代」の動向
「ライフプロデュース」研究会発足記念シンポジウムは、快晴の2018年3月3日(土曜日)14:00〜16:30、駒澤大学 第2研究館 209号室で開催された。予想を上回る60名もの参加者があり(会員29名、非会員31名、当日参加者10名を含む)、アンケート調査の高回収率に加え、上々のデヴュー戦であった。

冒頭、司会の長田攻一理事から過去3回の研究会合同イベントについての経過説明があり、次いでシニア社会学会の袖井孝子会長の開会のあいさつでは同学会の沿革の後に、新発足の「ライフプロデュース」研究会と他の研究会とが一線を画する特徴について、「新研究会の発足メンバー全員が学者や研究者ではなく、一般市民である。」と述べられ、「シニア社会学会を結成した目的は、研究者・産業界・自治体・市民団体が連携して、活力ある高齢社会を構築することであり、研究会同士、学会と会員・一般の皆様との“架け橋的役割”も担える『ライフプロデュース』研究会への期待は大きいです」と、学会としての要望を述べられた。

(1)    ―第1部 報告―
まず、新研究会 皆川靭一座長が、「ライフプロデユース研究会」設立の経緯&趣旨について説明した。
(以下、当日参加者へ配布のレジュメより抜粋)

 研究会発足のきっかけは、「団塊の世代」はどこへ行った、の疑問だ。超高齢・少子、人口減少社会の進展に伴い、その全員が揃って後期高齢者になる2025年問題の主役になる「団塊の世代」は、定年退職後はどこで何をしているのだろうか。昭和22年からの3年間に生まれた800万人を超す“人間の塊”世代の去就、ポスト団塊の世代や団塊ジュニア等との交流について、会のコア・メンバーで登壇者の中村昌子運営委員の全面協力で聞き取り調査を実施。調査対象数も少なく結局、実態は分からずじまい。しかし、新研究会発足につながる、大きな収穫があった。真剣に調査に応じて下さった方々をコア・メンバーに加え、十数回の集中論議を通して、今こそシニア世代には「人生100年時代を生き抜くライフプロデュース」「生活設計」が必要だ、で全員一致。掲げた研究テーマが「自立」「共生」「共(響)感」の3つである。さて私は7年前、がんで闘病中の妻に先立たれた「孤老」「男おひとりさま」だ。40年間もの通信社記者生活、静岡での大学教員の日々の超多忙さや性別役割分業が当たり前の世代であったことを、自らの自立・生活力欠陥の理由にはすまい。男女を問わず、誰でもが「独居」になるシニアが劇的に増える時代であり、要は「シングルを生き抜くための自覚・準備の欠如」に尽きる。当然ながら何よりも大変だったのが家庭生活の自立、そう、料理、洗濯、裁縫や衣服の管理などだ。失敗の毎日だった。近隣のコミュニティや多世代との円滑な交流に慣れるのにも苦労した。そうした猛省も糧に、コア・メンバーと研究会を発足させ、合意したのが老年期を生き抜くのに欠かせない様々な問題点を解決する糸口、ヒントとなるような実践的なコンテンツの重要性の認識と作成、それが設立の趣旨である。シニアが研究・作成し、次世代へも伝承して行こうよ、と。
 人生100年時代を元気で自分らしく、しなやかに生き抜くためには何から、どのような自立が必要かを見極め、家族や地域社会など他との共生の在り方も学び、それぞれが周りと共感&響感しながら、説得力や魅力ある講座―孤老の私なら、例えば「男子の台所入門」「シニアの孫育て」「納得できる旅立ちのために」あたりか―のコンテンツを完成させることで、学会ならではの立ち位置に結びつくものと自負している。

■プロフィール:1943年生まれ。65年、青山学院大学英米文学科卒、共同通信社入社。編集局各部記者を経て、後半定年までの約10年間は編集委員兼論説委員(福祉・医療・北欧問題担当)。その後、静岡英和学院大学に招かれ、8年間教職に。東日本大震災、原発災害では東京都内に避難中の被災者と市民の交流・憩いの場を開設しようと、翌春、近隣のシニア仲間に呼びかけてボランティア組織を創設。隔月に1回の開催で、継続6年になる昨春に30回目開催を祝う。そんな折、がんで闘病中の妻が逝去、「孤老」「独居老人」に。不覚にも生活の自立など、自覚すらしていなかった。猛省、この研究会に力を注ぐ“原点”である。シニア社会学会理事、「北欧社会研究所」代表。著書に『老人パワー―爆発する世界の第三世代』(ミネルヴァ書房、1981年)など。

◆小平陽一  ≪自立≫〜生きる力は自立から
1994年に高校の「家庭科」が男女共修に転換した。この意義は大きい。それまで、「家庭科」は衣食住の技能教科として、主婦教育を目的に、長年女子向けに教えられてきた。それは、「男は外、女は内」という性別役割分業を支えてきた。その「家庭科」が、一転、今度は男女共同参画社会に向けて、男女ともに生活の主体者たるべく、「自立」や「生きる力」を目標とする教科に変身した。それは、時代や社会の変化をも体現していた。
 家庭科では主に「生活的自立」を扱う。社会は、超高齢(長寿)、少子、多様化時代を迎え、家族や家庭が縮小、同居や結婚の形が問われ始め、ライフスタイルや生活の質に関心が向くようになった。それに呼応して、男女を問わず、生きる力としての個の「自立」が求められ、その中で生活技術の備えが重要性を増している。
昨今、話題に上る「働き方改革」に見られるように、ワークライフバランスが注目され、労働の質と家事労働の分担が問われ始めている。子育てや介護の負担が重みを増し、働き方が不安定化し、非正規、リストラや病気、離別等のリスクが常態化する中、また、長寿社会到来により、子育て後、退職後の人生が長くなり、従来の固定的役割分業は直面する問題に適応できなくなっている。そんな時代に、男女が職業と家事労働をシェアし、そのスキルを備え、変化に対処できる柔軟性が今求められている。それらは、「ライフプロデュース」研究会の中で、大人のための「生活学」として議論され、その成果を社会に還元できることを期待したい。
■プロフィール:1950年生まれ。民間企業、大学の研究所を経て、高校理科教師。化学を教えた後、転科して家庭科の教員となる。退職後、立教セカンドステージ大学、立教大大学院を修了。シニア社会学会員。飯能市男女共同参画審議委員。研究会。著書『僕が家庭科教師になったわけ』(太郎次郎社エディタス、2016年)

◆森木まゆみ 《共生》〜共生は社会がつくる
自立した個同士が共生することで社会がつくられる。しかし、共生の場が望ましいものになるよう、時代の変化に合わせて調整していく必要がある。共生の場すなわちコミュニティでの経験が少ない若年世代が増えてきた現在、経験値の高い中高齢世代の力が求められているのではないだろうか。
過去〜日常の中で食事・遊び・血縁者の集まり・地域行事・職場の行事など共生の場を経験。若年者が生活スキルや対人スキルを獲得する機会であった。その後、少子化や経済情勢の変化を経て共生の場は減少。現在〜新たな共生の場が登場、〜多世代&多文化交流がつくるコミュニティの例として、
〜災害支援コミュニティ(被災地と支援都市の交流)
〜子どもの貧困解決コミュニティ(子ども食堂)
〜子育て支援コミュニティ(保育園に集う地域住民)
〜シニア活躍コミュニティ(高齢者住宅と学童クラブの融合)
具体的には、東京吉祥寺の「ゆいゆい」、岩手県大船渡の「まっさきデジタル公民館」、東京西荻窪の「寺子屋子ども食堂」、岩手県陸前高田市の「長洞元気村」、東京駒込の「こまじいのうち」を紹介、新たな共生の場、「課題解決型コミュニティ」の3つの要素として、「集まる場所」(空き家 公民館など)、「熱意のある人」(プロデューサー、マネジャー)、柔軟に関わる組織(巻き込み力、ルール作り、資金集め)の大切さを強調した。
■プロフィール:1967年生まれ。お茶の水女子大学家政学部卒業後、講座企画および書籍編集業務を経験、その後フリーランスへ移行して1997年より3人の子育てへ。ワークライフバランス向上のため2010年軽井沢へ移住、自宅兼事務所スタイルで。2014年に再び東京へ、現在は千代田区のシェアオフィスを業務拠点とする。
      
◆中村昌子《共感》〜身近なところで「多世代協働」のヒント  
厚生労働省は2017年9月15日、100歳以上の高齢者が全国に6万824人いると発表した。(女性が、5万9627人と87.9%)。人生100年時代、従来の価値観は、この長寿社会にはそぐわない時代となってきた。人は一生Aging、成長し続けることができる。人生100年時代のライフプロデュースは、ChallengingにAgingする多様なモデルをシニア世代が率先して主体的に示し、次世代に希望を繋ぐことが必要だ。「長寿社会の新たなシニア像の創造」には、世代間が分断していたのでは始まらない。どの世代も当事者意識を持って、一緒に「人生100年時代の多様な生き方のモデルづくり」に「自分事」として関わっていくことが大切だ。
私自身は、約32年間勤めた民間企業を早期退職後、大学院で探究した、「コミュニティデザイン」「社会デザイン学」などの学びを地域の実践の場で発展&展開することにチャレンジ、市川市を拠点に「収入を得る仕事」と「地域猫活動」等の「ボランティア活動」を両輪とし、双方をバランスよく相互作用させ、「シニア世代の新たな働き方(多業の試み)」をセルフ プロデュースしている。4月からは一般公募で採用された、公立小学校の「外国語指導員」の仕事も新たに始まる。
地域で、コミュニティで、世代の垣根を越えて「共生」「共(響)感」し合う場を創出するためには、異なる世代が、互いの時代背景にもっと関心を持ち、尊重しながら歩み寄り、相互変容することが肝心だ。「ライフプロデユース」研究会では、「多世代協働の為の世代研究」を深化させ、多世代間コミュニケーションのヒントやその秘訣を、旬な事例をご紹介しながら、研究会参加の皆様と一緒に考ええていきたいと願っている。

■プロフィール:1955年生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業後、日本航空で32年間勤務。早期退職後、立教セカンドステージ大学を経て、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 修士課程修了(社会デザイン学)。現在「シニア社会学会」運営委員、「PPP財団」アソシエイト、市川市環境部環境保全課認可の地域猫活動団体、「妙典Cat fellow net」設立2年目。2018年4月より、公立小学校2校14クラス400人超の小学生3年生から6年生児童の英語教育に「外国語指導員」として携わる。


(2)   ― 第2部 パネルディスカッション―
第2部はコメンテーター、澤岡詩野シニア社会学会理事が、「しなやかに生きる力とは?〜考えるための4つのポイント〜」と題して、第一部の発表について老年社会学者の立場からの見解とコメントを述べられた。このシンポジウム参加者それぞれが考えるために提案されたキーワードとは、以下の4つのポイントである。
@ 「地元」の重要性
A 地域コミュニティに、少しでも「ゆるやかに」関わって貰える人を増やす試みの大切さ
B ちょっとだけ「プロダクティヴ」(生産的活動)という視点の大切さ
C 次世代の地域を創る「ジェネラティビティ」
                                
プロフィール:1974年神奈川県生まれ。武蔵工業大学 工学部 建築学科 都市計画系 卒業後、東京工業大学 社会理工学研究科 博士後期課程を修了.2004年から東京理科大学 工学部 経営工学科 助手を経て、2007年から現職。 (公財)東京都防災・建築まちづくりセンター・(一社)シニア社会学会理事・コミュニティネットワーク協会などの理事に加え、住民によるまちづくり「荻窪家族プロジェクト」、「地域見守りネットワーク・ぐんま みま〜も」などにアドバイザーとして参画。
老年社会学という観点から、家庭(第一)でも職場(第二)でもない第三の居場所創りに精力的に取り組んでいる。特に、コミュニティの崩壊が叫ばれる都市部において、高齢者がゆるやかに地域につながり、そこに役割を見出し続ける為の仕組みづくりを研究テーマにしている。近年では高齢層にも普及著しいインターネットに着目し、つながりや役割を維持し続ける為の可能性を明らかにすべく、調査研究を行っている。
現在、血のつながりに関係なく地元の沢山のジィジとバァバの力を借りながら、2歳の子どもの育児と仕事の両立を模索するワーキングマザーでもある。子育てママの視点から、地域や世代間のつながりの在り方を参与観察する日々を送っている。

最後に、シニア社会学会の濱口晴彦副会長が閉会の挨拶で、 新たな老いの境地を描き第158回芥川賞を受賞した話題の感動作・若竹千佐子著『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社)の一節を東北弁で紹介された。『老い』をエネルギーとして独り生き抜く、個人の『孤独』と『自由』、『自立』―そしてその反対側にある重くて辛い、抗い難い、生き抜いていくために必要なphilosophy(哲学)を、今回のシンポジウムの標題、―長命時代、“しなやかに生きる力”を考える―の3本柱である自立・共生・共(響)感に絡めてユーモアを交えて話され、参加者全員に真剣な問題を提起して結ばれた。

◇添付資料◇
第4回研究会合同イベント、「ライフプロデュース」研究会発足記念シンポジウム アンケート集計結果 

* 回答者総数 40名 
参加者数60名( 内訳:会員=29名(含む:研究会員5名、事務局6名)非会員=31名 当日参加者:10名を含む)
*1.今回の講演会をどのようにお知りになりましたか。

 会員からの呼びかけ 17名 東京新聞 3名
友人知人からの呼びかけ 14名 毎日新聞 0名
案内チラシ 2名 シニア学会HP 4名
その他 0名

*回答者性別 : 男 20名   女:16名  性別不明:4名
*回答者年代 :  50代 4名 / 60代 11名 / 70代 22名 / 80代 3名
*あなたはシニア社会学会の会員ですか:  会員 18名  非会員 22名
*2.今回の講演会のテーマについて
 1 非常に興味があった14件(42%)  2 ある程度興味があった 19件(58%)  3 あまり興味はなかった 0件

*3.今回の講演会に参加して、ご自身にとって意義があったと思いますか。
  1 大いに意義があった18件(51%) 2 ある程度意義があった 16件(46%)  
3 あまり意義は感じなかった 1件(3%)  4 全く意義を感じなかった。0件

* その理由について、何かご意見があればご自由にお書きください。
《80代》
・プレゼンいただいた内容、いずれも同感です。(男性) 
・多世代の方のお話で大いに参考になった。(男性)
《70代》
<男性> 
・各報告者がおのおのの個性を生かしてまさに「しなやかに生きて」おられることが印象的でした。世代間のギャップの問題、それをどう埋める(繋げる)かについても考えさせられました。ちょっとだけプロダクティヴ=賛成です。
・豊富なご体験を基にした事例を盛り込まれていて共感できた。私も第2の人生は全く異分野での活動を目指したので「スキルの入れ替え」はピン!ときた。ありがとうございました。
・関心を呼ぶテーマであった。実生活体験からの具体的解決策を体系的に整理されていた。
・今後、シニアライフを送る上での、問題・課題が明確になり参考になりました。問題はこうした場に来ていない人、どのようにシニアの生活を送ったらいいか?そのとりかかりすら得られない人たちだと思います。
・具体的な例示が多かったので参考になった。
・発表者がおのおの人生体験を生かし、又、他のものも求めていることに共感した。私の属するナルクは80歳70歳が中心となり60歳50歳が本当に少ないので悩んでいます。無償ボランティアの意義、喜びを知ってもらいたいと。もっと、地域貢献こそ自分の生きがい、やりがいがあることを知ってほしいと思っております。自立、共生、共感は同感です。是非、この研究会を発展させて欲しいと思います。
・リタイア後、それぞれに「自由の身」になったシニア世代の日常、一回限りの第4クオーターを如何に生き抜くか?フォーカスする人々の存在にアッパレーッ!
<女性>
・シニアになっても働きたいと思い入会したが、具体的な分会がなかった。
・自分の人生のプロデュースだけでなく、大きく社会全体を考え、他社のライフプロデュースに力を尽くしている姿に感動しました。(我が身一つをもてあましていてはいけないなぁーと)
・残る人生、如何に社会と共生して進んでいけるか。一日でも早く、その準備のため身近な地域での関り方の必要性を感じました。
・社会との共生は、私にとって興味があるテーマである。孤立している人、子供にどのような手を差し伸べるか、手を差し伸べる方法、架け橋を探している人は多いが、実際には動かない人が多いと感じる。
・私も70代になり、まだ健康のうちに何かに参加、勉強したいと思いました。
・超高齢社会になった今は、その中でいかに人生を有意義に暮らしていくかは生涯の課題だと思います。
・基本的に前提条件は、TVや本などで見聞きしているのでわかっているつもりですが、<初めの第一歩>をどう歩みだすかで四苦八苦しております。逆にあまり大上段に構えなくても、身を軽くヒョイヒョイと行動する大切さがわかった。如何に自分がアクションを起こしていくか。
<70代 性別不明>
・団塊の世代より少し上の世代であるために、実感としては少しレベルが高すぎたように思えました。もう少しやわらかい意味で「しなやかに生きる力」の話を期待して参加しました。しかし、コメンテーターの話でよくわかりました。閉会の挨拶がとても良かったです。
・テーマを絞って、課題をより具体的に深く検討されたほうが良いのでは?総論的な印象が強く、明日へのきっかけに欠けた。「市民的」よりは、やや、「学会的」ではなかろうか? 日頃、仕事をしている身として、切迫感、現実感を抱けなかったのは、私の課題に対する無知故かも? ※ 以上、澤岡講師の報告の前に記入

≪60代≫
<男性>
・自立・共生・共(響)感は大切ですね。積極的な活動に感心しました。
・講師の方の各々のお話が楽しく興味深かった。・様々な考えを聞いて見たかった。
<女性>
・「団塊の世代」はどこに行った感じを自分自身が強く持っていたので、関心を持って聞いていた。
・「シニア社会学会」からイメージした自分のシニア像とは全く違う世界で活躍されている方ばかりの講演を拝聴し、感銘を受けました。シニアである自分のライフを考え見直すいい機会になりました。
・現在、仕事と趣味の充実が主体⇒社会的参加が不足 仲間づくり 刺激を受ける仲間との繋がり
<60代 性別不明>
・定年退職後、1年間はフルで働いてきましたが、今後は余裕のある生活をしたいと思い、何かのヒントになればと思って参加しました。いままでゆっくりとしなやかに生きることがなかったので、参加して良かったと思います。
≪50代≫
<男性>
・複業・多業の試みの話が良かった。
・シニア世代の働き方として、「複業・多業の試み」という話があったが、私の目指しているところと とても共感した。
・参加の方々の意識の高さを肌で感じられました。
<女性>
・実に面白かったです。老年学という学問の存在や、このようなシニア社会学会の存在自体、初めて知りました。講演者の皆さんのテーマも興味深かったです。

*更に今後、今後、「ライフプロデュース」研究会で取り上げて欲しいテーマについて、自由に記入していただいたご意見の以下抜粋

・シニアのICT教育 スマホの使用方法など ・人生100年に 時代の転換期に入ったことを、特に都市地域でセルフプロデュースするためのノウハウ ・生活者としての自立を阻み、地域社会とのかかわりを持てない、日本の企業社会の在り方、仕事のやり方と老後の暮らしの関係について(シニアの生活に必要な自立心が持てないのは、男中心、仕事中心の日本の企業社会の負の遺産である、多様な生き方のモデルの紹介を。 ・参加意識の乏しい人(本人はさほど孤独とも不自由とも自覚していない人の特徴を明確化し参加を促す施策 ・支え合う地域社会の形成について(介護問題への対応も含めて) ・団塊世代に参加を促すメッセージをもっと出して、シニア社会学会の会員加入を促したら如何でしょうか。もっと活気ある活動が出来そうに思います。「シニア自立講座」などの開催 ・「社会保障制度」と「ベーシックインカム」 ・年齢差別のない就労のモデルの在り方をもっと知りたい。・介護についての姿勢 考え方 ・若い世代との付き合い方 ・未来社会への対応 ・現在シニア世代の方々には、ゲームに依存しているお孫さんが多いのではないでしょうか。ゲーム、カードなどに夢中で、子供同士、祖父母、両親、近隣の人々との対話に欠ける子供が多い。こういった社会変化にどう対応するか、学校教育の在り方とシニア世代はこの変化をどう受け止めているのか。こどもとシニア世代の繋がり方を知りたい。・地域デヴューの「失敗事例」と「成功事例」 ・外国との比較(シニア世代 年代別) ・長命時代 老年期の役割の喪失〜新たな役割の創出〜 ・家庭内コミュニケーション ・性別役割分業からの解放 ・福島(被災地)を考えるテーマ、特に原発による被災地を取り上げて欲しい。 ・介護施設における高齢者たちのコミュニケーション     

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2018年05月26日

第3回「ライフプロデュース」研究会開催のご案内

第3回 「ライフプロデュース」研究会開催のご案内
6月22日(金)18:00〜 日本プレスセンタービル9階 日本記者クラブ ラウンジ 会費500円
テーマ:「定年後、より良く生きるために」のテーマでディスカッション予定

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第1回、第2回開催について、以下の通り、議事録にてご報告いたします。

第一回「ライフプロデュース」研究会  月例会
 2018年4月17日 日本記者クラブラウンジにて 18:30〜21:00
 参加者:7名 皆川、庄司、小平、柴田、中村、山本、小川(敬称略)
 世代別:80代1、70代2、60代3、50代1
 男女別:女子2、男子5

自己紹介をかねて、この研究会でやりたい事、取り上げて欲しい事等を話し合う。
以下、抜粋
 男シングルの生活になり「生活の自立」の重要性を自覚。一人暮らしの終活をいかに生きるか? 次世代へのバトンタッチをいかにすべきか? シニア世代のジェンダー研究。シニア(男・女)の暮らしの研究。コーチング等の新しいスキル開発、挑戦、活用。セカンドステージにおける複業・副業。老後の経済の問題。高齢社会における価値観の変化。高齢社会の中でのセカンドライフをどう活用するか? 生涯学習・市民大学等。
 ラウンジで、茶話会風に始まり、途中レストランに移動して夕食をはさみ、終始なごやかな雰囲気の中で、自由闊達に、それぞれの問題意識を出し合いながら議論が進んだ。第一回ということもあり、研究会の今後のやり方、進め方、方向性などを模索する話し合いとなった。今後、月例会にて、テーマを設けて研究会を持つ方向で次回につなげていく事となった。

次回 第2回は、5月18日(金)6:00〜 日本記者クラブ9Fラウンジ 会費500円
テーマ:「世代間ギャップを考える」
『LIFE SHIFT』100年時代の人生戦略Lynda Gratton/Andrew Scott 東洋経済新報社を参考図書に(資料作成は小平担当)

文責 小平

第二回 「ライフプロデュース」研究会 月例会
◆2018年5月18日 日本プレスセンタービル9階 日本記者クラブ談話室
◆18:00〜20:30
◆参加者:9名 皆川、庄司、小平、柴田、中村、山本、小川 三橋 寺本(敬称略)
◆世代別:80代1、70代3、60代3、50代2 男女別:女子3、男子6
◆参加費:500円

 館内のスケジュールが19:30以降は、食堂の混雑が予想されるため、スケジュールを調整し、最初に和食レストランで会食後、談話室に移動、『LIFE SHIFT』100年時代の人生戦略Lynda Gratton/Andrew Scott 東洋経済新報社を参考図書に、今回のテーマ、「世代間ギャップを考える」について意見交換した。
先ず、和食レストランでは、新参加者2名 寺本さん、三橋さんへ向けて、第1回参加者が自己紹介、その後、お二人が自己紹介された。
寺本さんは、東京・白山に日本で最初のレジデンスをオープンした学生向け(留学生&日本の学生)のレジデンス「UNINEST STUDENT RESIDENCES」のコンセプトとヴィジョンについて説明、ここに関わる抱負について語られた。
三橋さんは、現在78歳にして、日大の大学院博士課程で哲学を学び、公私に亘り面倒見の良い前日本科学哲学会会長だった担当教授との関係性他、学ぶ喜びについて語られた。また、三橋さんは、配偶者と死別した「没イチ会」メンバーとしてNHKのクローズアップ現代に登場したことから、話が盛り上がった。
 
19:00から談話室に移動し、今回担当の小平さんが、参考図書の序章を細かく紐解きつつ、準備された資料や統計図で説明された。特にこの本の主張の一つでもある、従来の世代で一斉行進する3ステージの生き方から、エクスプローラー(探検者)、インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)、ポートフォリオ・ワーカー(複職・副職)と人生の選択肢が多様になってくることについて説明された。その後、日本社会の制度はこの本の主張に追い付いていない、日本のジェンダーギャップ指数が144カ国中114位という情けない結果について、北欧の女性は如何に女性の権利を獲得するために闘ってきたか、自分自身のネットワークを構築し、助けを求めることも自立の一つなのではないか? 非正規の7割は女性であること、配偶者控除の実態−等について議論が大いに盛り上がった。

その後、今回のテーマ、「世代間ギャップ」についてそれぞれが意見を述べ、超高齢社会先進国の日本では過去のロールモデルが全く成り立たない。若い世代の引退は、70代から80代になることが予想され、転職、起業など生き方、パートナーとの関係性も多様化し、経済的責任の共有や家事、育児の面でも性別役割分業は機能しなくなるー。等、話がかなり盛り上がったところで20:30となり、次回の日時とテーマを決めることとなった。
ライフ・シフト レジュメ 小平@.docx
5月例会 図表ライフステージの変化 小平.docx
5月例会 LIFE SHIFT資料編―小平.docx
ライフプロデュース研究会 第2回  PP資料ー小平.pptx


次回 6月22日(金)18:00〜 日本プレスセンタービル9F日本記者クラブ ラウンジ 会費500円
テーマ:「定年後、より良く生きるために」のテーマでディスカッション
※ このテーマだと男性向けのテーマに特化したイメージだが、2025年問題を控える日本社会にとっては避けることのできないテーマである。それぞれの視点で自分の意見、考えを纏めてくることとなった。

文責 中村



posted by ライフプロデュース研事務担当 at 10:35| Comment(0) | 日記